<投資方針について>
本投資法人の主な投資対象は何ですか?
組入れ比率はどのくらいを予定しているのですか?
<未公開ベンチャー企業への投資について>
未公開ベンチャー企業へどのように投資するのですか?
有望な未公開ベンチャー企業をどのように発掘してくるのですか?
投資事業有限責任組合とはなんですか?
なんのために投資事業有限責任組合を通じてベンチャー企業や企業再生銘柄へ投資を行うのですか?
未公開株の評価の仕組みを教えてください。
みずほ証券リサーチ&コンサルティングはどのような会社ですか?
未公開株の評価はどのように行うのですか?
投資している企業が倒産したらどうなりますか?
また、投資法人の参考価格にどんな影響を及ぼしますか?
<上場企業への投資について>
投資対象はどうなっていますか?
どのくらいの組入れを行うのでしょうか?
投資する銘柄の組入基準はどうなっていますか?
<投資方針について>
Q. 本投資法人の主な投資対象は何ですか?
A. 主に(1)未公開企業の発行する株式、新株予約権証券付社債(転換社債)等(以下株式等という)への投資と(2)上場後5年以内の企業の発行する株式等に投資を行います。未公開企業の発行する株式等へは、投資事業有限責任組合を通じての投資も行います。
Q. 組入れ比率はどのくらいを予定しているのですか?
A. 運用資産の70%以上を株式等に投資を行います。株式の内訳としては、未公開企業の発行する株式等を中心とし、上場後5年以内の株式等に関しては、投資環境により多く組入れたり、まったく組入れを行わなかったりします。
<未公開ベンチャー企業への投資について>
Q. 未公開ベンチャー企業へどのように投資するのですか?
A. 未公開ベンチャー企業へ直接投資する場合と投資事業有限責任組合を通じて投資する場合と2通りあります。ともに株式公開時のキャピタルゲインを狙った運用であり、長期投資となります。投資対象企業は、レイターステージ(すでに利益を計上し、株式公開が間近である段階)とミドルステージ(製品等の開発に成功し販売先を拡大する段階)を中心に、業種分散に留意しながら投資を行います。
Q. 有望な未公開ベンチャー企業をどのように発掘してくるのですか?
A. 運用会社であるSBIアセットマネジメント株式会社は、SBIホールディングス株式会社(東証1部上場:8473)のグループ会社であり、平成12年、平成13年、平成17年にルクセンブルグにある投資信託管理会社を通じ、未公開株を組入れた外国投資信託を合計3本出すなど未公開株式への運用に力を入れている数少ない運用会社です。
SBIアセットマネジメント株式会社の未公開企業への投資プロセスは以下のようになっています。
Q. 投資事業有限責任組合とはなんですか?
A. 投資事業有限責任組合とは、同じ目的を持つ投資家が出資しあって、業務執行組合員にその目的達成を委任する仕組みのものです。当事者間の契約により成立するためオーダーメイド型であり、出資者は出資額以上の責任を負わない仕組みのため、未公開株を運用するファンドは投資事業有限責任組合形態が主力です。
Q. なんのために投資事業有限責任組合を通じてベンチャー企業や企業再生銘柄へ投資を行うのですか?
A. 事業を始めたばかりで収益基盤のないアーリーステージの企業等に関しては、専門家によるコンサルティングや販売先の紹介、財務管理指導、役員の派遣など会社として一人前になるためにはいろいろな企業育成が必要となります。これらの業務は、投資信託委託会社は法律上行えないため、専門家(ベンチャーキャピタルなど)に委託する必要があります。投資事業有限責任組合は、業務執行組合員にこれらの業務を委託することができるため、投資した企業が成長する可能性が高くなります。

同様に、企業を再生するには、借入金など債務の免除交渉、新たな運転資金の借入れ先確保、役員派遣による業務改善を始めとするさまざまな業務が発生してきます。これらの業務も投資信託委託会社は法律上行えないため、専門家に委託する必要があり、投資事業有限責任組合経由で投資することになります。

Q. 未公開株の評価の仕組みを教えてください。
A. 未公開企業への投資は、会計上、取得原価で計上され、業績悪化による評価替え(減損処理)以外は価格が変わりません。しかし、投資家にとって、その企業の現在の価値(評価額)がわからなければ、投資・保有・売却の判断ができません。
そのため、ベンチャーファンド市場へ上場する証券投資法人は未公開株の評価が義務付けられています。本投資法人は、未公開株の評価の適正性を確保するために、未公開株などの評価にかかる業務を本投資法人が適当と認める外部の未公開株などの評価機関である、「株式会社みずほ証券リサーチ&コンサルティング」に委託することを取り決めております。
Q. みずほ証券リサーチ&コンサルティングはどのような会社ですか?
A. 株式会社みずほ証券リサーチ&コンサルティングは、「リサーチ並びにコンサルティング等を通じ、多くのお客様と共に未来を創造するパートナーとして、『真の投資文化』の育成に貢献し、『上質で価値あるサービス』の提供に努める」ことを目的とし、資本市場を見据えた株式上場準備、会計、税務、M&Aに関連したコンサルティング、ファイナンス指導等からインベストメントリサーチ、インベストメントアナリシス、IRコンサルティング、教育事業まで行っています。中でも株価算定は創業以来の主要な業務です。
Q. 未公開株の評価はどのように行うのですか?
A. 未公開株の評価は、その企業がいるステージ(アーリー、ミドル、レイター)や財務状況等により一律の評価を行うのは困難です。時価として付すべき価格の計算方法として、将来のキャッシュフロー(企業が生み出す現金)を基に算出するディスカウントキャッシュフロー方式および事業が類似する企業の1株当たり純利益や純資産を基に算出する類似会社比準方式の併用を原則として、将来の収益計画を基に算出する収益還元方式と類似会社比準方式の併用、類似会社比準方式を個別事例の特色に併せて採用することを基本としています。
Q. 投資している企業が倒産したらどうなりますか? 
また、投資法人の参考価格にどんな影響を及ぼしますか?
A. 組入れた企業が民事再生法等により倒産した場合は、通常その株式の評価を1円の備忘価額に下げます。そのため、参考価格の下落要因となります。下落する価格は、直前の組入れ時価により一概には言えませんが、一般的に、業績の悪化している企業は、事前に評価がすでに下がっているケースが多い(突然評価が下がるケースもあります。)為、参考価格が一気に数千円も下がるということは少ないと考えられます倒産企業の倒産直前の組入比率を0.5%〜5.0%とした場合、1社の倒産による影響は、時価が1万円として50円〜500円となります。
<上場企業への投資について>
Q. 投資対象はどうなっていますか?
A. 投資対象は、ベンチャーファンド市場の規定により、わが国の上場後5年以内の企業への投資に限定されています。そのため、ジャスダック、マザーズなどの新興市場の株式への投資が中心となります。
Q. どのくらいの組入れを行うのでしょうか?
A. 固定した組入れ比率はありません。20〜30%の組入れを行う時もあり、組入れを全く行わない可能性もあります。理由としては、新興市場の株式市場は、過去、非常に注目され割高に買われる時期と割安銘柄が続出しても下がり続ける時期を何度も経験しています。そのため、組入れ比率を固定することは好ましくないと考えています。
Q. 投資する銘柄の組入基準はどうなっていますか?
A. 基本的には、成長性と成長性を加味した割安度で判定します。業種による違い、株主構成による違いなども考慮し銘柄を選択します。
上場して間もない企業は、未公開企業と同じく経営者のビジョン・戦略により企業成長度が大きく違ってきます。経営者との面談も重視します。公開ベンチャー企業と未公開ベンチャー企業を並列的に見ることにより、運用のシナジー効果が期待できます。